KMアルミニウム株式会社様の製品CGを制作しました
このたび、KMアルミニウム株式会社様（福岡県大牟田市）の製品ページに掲載されているCG画像・GIF動画を制作させていただきました。
（▶︎ KMアルミニウム株式会社 製品ページはこちら）
アルミニウム製品と聞くと、普段の生活の中ではなかなか目にする機会が少ないかもしれません。
ですが、実際には私たちの身の回りの産業機械、精密機器、自動車、そして電子部品の内部など、ありとあらゆる場所で使われている“縁の下の力持ち”のような素材です。
KMアルミニウム株式会社様は、そんな高精度の機械部品を手掛けておられる企業。
依頼内容は「実物の形状に近づけつつも、実際の製品とは少し違う形で3DCGを制作してほしい」というものでした。
実物を忠実に、しかし守秘義務を守るという難しさ
今回の制作では、実際の部品をそのまま公開できないという事情がありました。
機械部品の世界では、企業のノウハウや技術が形そのものに表れることも多く、図面や構造がそのまま企業秘密になる場合があります。
そのため、見た目の精密さや質感を維持しながらも、
「実際の形状とは異なるが、用途や構造がイメージできるようなデザイン」を考える必要がありました。
このようなケースでは、単にCGを作るだけでなく、どこまでリアルに、どこから創造的に描くかというバランス感覚が求められます。
これは、長年デザイン制作や企業ブランディングに携わってきた経験が大きく生きた部分でした。
技術だけではなく、“伝わるデザイン”を意識して
私が大切にしているのは、「技術」よりもまず「伝わるデザイン」であること。
どれだけ高精度な3DCGを作っても、見た人に“魅力”や“用途”が伝わらなければ意味がありません。
そこで、光の当たり方や金属の反射、背景の明度バランス、動きの速さなどを何度も検証。
特にアルミ特有の質感は、鏡面のようでありながら柔らかい反射が特徴のため、
金属感が強すぎると冷たい印象に、弱すぎると素材感が消えるという繊細な調整が必要でした。
こうした微妙なニュアンスをコントロールできるのは、
M’s Factoryがこれまでに多くの業界のビジュアル制作を手がけてきたからこそ。
「見せるデザインではなく、“伝わるデザイン”をつくる」という信念を常に持って取り組んでいます。
ご縁を感じた、福岡・大牟田との出会い
今回のご依頼は、M’s Factoryのホームページからお問い合わせをいただいたのがきっかけでした。
会社の所在地が父の故郷・福岡県大牟田市と知り、強いご縁を感じてお受けすることにしました。
打ち合わせでは、福岡弁で穏やかに話される担当の方の言葉がとても心地よく、
まるで遠く離れた地で懐かしい風に吹かれたような気持ちになりました。
デザインの仕事は、単なる“依頼と納品”ではなく、
「人と人のつながり」から生まれる信頼の積み重ねだと、改めて感じた案件でした。
次なる挑戦：会社パンフレット制作へ
製品CGの仕上がりにご満足いただき、
続いて会社パンフレットの制作もご依頼いただきました。
パンフレットでは、3DCGで表現した製品群を用いながら、
企業の技術力や信頼感が伝わる構成にする予定です。
M’s Factoryでは、ホームページだけでなく印刷物や動画制作までトータルでサポートしています。
「どんな見せ方をすれば伝わるか」「お客様が求めるデザインは何か」
を丁寧にヒアリングし、最適な表現を提案していきます。
3DCGの可能性とこれから
今後、製造業や建設業界でも3DCGの活用はますます広がると感じています。
実物を撮影できない場合でも、CGなら質感や動きをリアルに再現でき、
しかもパンフレット・ウェブ・動画など多用途に展開可能です。
「製品を撮影できない」「図面だけで伝わらない」
そんなお悩みをお持ちの企業様にこそ、
3DCGという選択肢を検討していただきたいと思っています。
ご相談・お問い合わせについて
今回のKMアルミニウム株式会社様とのご縁は、
デザインの力で“見えないものを可視化する”というM’s Factoryの原点を再確認する機会になりました。
製品やサービスの魅力を「伝わる形」にしたい企業様、
ホームページやパンフレットのデザインを通じてブランディングを強化したい方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
📩 お問い合わせはこちらから
想いやこだわりを丁寧に伺い、最適なデザインをご提案いたします。
🪞まとめ
- KMアルミニウム株式会社様（福岡県大牟田市）の製品CG・GIFを制作
- 守秘義務を守りながらリアルに伝わる3DCG表現を実現
- ご縁から生まれた温かいプロジェクト
- 現在はパンフレット制作も進行中
- M’s Factoryでは、WEB・印刷・映像を一貫してデザインサポート
