「せっかくお金をかけてホームページを作ったのに、アクセスがほとんどない…」
そんなお悩みをよく耳にします。ホームページ制作の現場では、完成=ゴールではありません。むしろ、公開してからが本当のスタートです。
アクセスが伸びない原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っている場合が多いです。今回は、制作後にアクセスが伸びないと感じた時に、最初に確認してほしいチェックポイントをまとめてみました。
1. 基本的なSEO対策はできていますか?
Googleなど検索エンジンに正しく認識されなければ、そもそも検索結果に表示されません。次のポイントをまず確認しましょう。
- タイトルタグやメタディスクリプションの設定
ページごとに固有のタイトルや説明文を入れていますか?「ホームページ制作」「地域名」などのキーワードを自然に盛り込むことが大切です。 - 見出し(H1〜H3)の構造
ページ内に適切な見出しがないと、検索エンジンも内容を理解しにくくなります。 - サイトマップの送信
Google Search Consoleに登録し、XMLサイトマップを送信しましたか?クローラーに巡回してもらうための必須作業です。
2. コンテンツは「お客様目線」になっていますか?
アクセスが伸びない原因の多くは「ユーザーにとって価値のある情報が少ない」ことです。
- 自社の紹介ばかりになっていないか
- 専門用語ばかりで難しくないか
- お客様が知りたい「よくある質問」「解決策」が載っているか
を振り返ってみましょう。
特に効果が高いのは「困りごと解決型の記事」です。例えば「戸塚 ホームページ アクセス増やしたい」など、地域+ニーズで検索されることを意識するとアクセスが伸びやすくなります。
3. 更新は継続できていますか?
公開しただけで放置していませんか?
ホームページは「動いているサイト」と「止まっているサイト」で大きな差が出ます。
- ブログを定期的に更新しているか
- ニュースやお知らせを最新にしているか
- 制作事例やお客様の声を追加しているか
更新頻度が高いサイトは検索エンジンからの評価も上がりやすく、結果的にアクセス増につながります。
4. 集客導線は整っていますか?
アクセスが伸びない場合、外部からの導線が不足していることもあります。
- SNSで記事やページをシェアしているか
- Googleビジネスプロフィールに登録しているか
- 名刺やチラシにURLやQRコードを入れているか
「見つけてもらう」仕組みを作らなければ、せっかくのホームページも埋もれてしまいます。
5. 表示速度やモバイル対応は問題ないですか?
ユーザーがスマホで見たときに重くて開けなかったり、文字が小さすぎたりすると、すぐに離脱されてしまいます。
- PageSpeed Insightsなどで速度を測定
- モバイルで見やすいレイアウトかチェック
最近は約7割以上のユーザーがスマホからアクセスしています。モバイルで快適に見られるかどうかはアクセス増に直結します。
6. 分析ツールで現状を把握していますか?
アクセスが伸びないと感じた時こそ、データを見て現状を知ることが大切です。
- Google Analyticsでアクセス数や流入経路を確認
- Search Consoleで検索されているキーワードを確認
例えば「アクセスはあるけれど、滞在時間が短い」場合はコンテンツの改善が必要ですし、「そもそもアクセスが来ていない」場合は導線やSEO対策を見直す必要があります。
M’s Factoryでの事例から
以前ご相談いただいた歯科クリニック様では、「ホームページはあるのに新規患者が増えない」というお悩みがありました。調査すると、
- スマホ対応が不十分
- 写真が古く、安心感が伝わらない
- ブログが3年間更新されていない
という課題が見つかりました。そこで、デザインをスマホ最適化し、院内写真をプロのカメラマンで撮り直し、さらにAIチャットで24時間質問対応を導入しました。結果として「安心して予約できる」という声が増え、アクセスも問い合わせも改善したのです。
まとめ
ホームページを作ったのにアクセスが増えない時は、
- SEOの基本設定
- お客様目線のコンテンツ
- 更新頻度
- 集客導線
- 表示速度・モバイル対応
- 分析ツールの活用
この6つをチェックすることが大切です。
ホームページは「作って終わり」ではなく、「育てていく」もの。
日々の小さな改善の積み重ねが、アクセス増、そして成果につながります。
もし「うちのホームページも見直したい」「改善ポイントを知りたい」と感じられた方は、ぜひお気軽に M’s Factory へご相談ください。
お客様の課題に合わせた最適な改善方法をご提案いたします。